ソフトバンク今宮健太内野手(31)が貴重な追加点をたたき出した。

1点リードの6回1死二、三塁。平井のスライダーを中前にはじき返して2点を追加した。「つないだチャンスを生かそうと打席に入りました。コンパクトにいいスイングができた結果だと思います」。2回にも三遊間を破ってマルチ安打。今季は打率3割を目標に掲げ、頼れる選手会長も徐々にペースを上げてきた。

○…栗原が2号ソロを放った。1点を追う2回、先頭でスライダーを豪快に右翼席に運んだ。「アンダースローの与座投手との久しぶりの対戦だったので、軌道をイメージして集中して打席に入りました」。昨年の左膝前十字靱帯(じんたい)断裂などの大けがから復活を目指す男は好調打撃をキープ。オープン戦は6試合で15打数7安打、打率4割6分7厘。「いいアプローチができたと思います」と納得顔だった。

○…東浜が変化球の精度をテーマにレオ打線に挑む。12日の敵地西武戦に先発予定の右腕は「前回(の広島戦で)ヒットを打たれたのは変化球だったので、もっと磨きたい。精度も課題になる」と力を込めた。5日のホーム広島戦は3回49球で0封したが毎回の4安打を許した。「より(シーズンの)実戦に近くなっていくので、ゲームの組み立てやテーマにしていることを出していきたい」と引き締めていた。

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