阪神岡田彰布監督(65)が、侍ジャパンの一員としてWBC優勝に貢献した湯浅京己投手(23)に開幕守護神を託すことを正式に明言した。

この日2軍オリックス戦を現地視察し、1回を3者凡退に抑えた右腕を見届け、最終的に決断した。また、左肩の張りで約2週間ぶりに実戦復帰した岩貞祐太投手(31)は、開幕2軍スタートが決まった。指揮官の一問一答は以下の通り。

 

-湯浅は

「まあな、球数少なかったけど、いけるんちゃうかな」

-低めにいっていた

「本人もいくつもりやし、いけるもくそも、もうお前(開幕戦メンバーの)登録終わったから、いくゆうことやんか。そんなん」

-球速は150キロはいかなかったが

「まあそんなん、数字じゃないからなあ」

-自分から出たいという積極性は頼もしい

「もっとボールが合わんと思ったけどな。ブルペンとか、この間京セラで1回ブルペン見たけど、やっぱりいいボール投げとった。はっきりゆうてな」

-今日の姿をみて中継ぎでのポジションは

「ポジションってお前、1軍の戦力っていうか、1軍になるんやったらクローザーにいかすよ。そういうことやん。いてないときは誰か分からんって言うてるだけであって、湯浅がいけるんやったら、そら、後ろにいかせるなら湯浅やん」

-思ったより時間かかるという話をしていた

「やっぱり慣れ親しんだボールに帰るということやからな。そら慣れ親しんだ方が早い、早いっていうか、まだ1週間もたってへんけど」

-ぶっつけという感じはない

「いやぶっつけちゃうやん、今日投げてるんやからぶっつけちゃうやん。そんなん。何もせんかって投げるのがぶっつけやけど、今日もおかしかったら登録してなかったかもしれんけど、本人がなんぼ『いけます』って言うてもさ、それはまたちょっと違うからな」

-ひと安心

「いやいや、ひと安心じゃない。予定通りや。ひと安心言うて、そら予定通りや。昨日のブルペンとかの過程でな、ボールとか見とったら、これひょっとしたらいけるんちゃうかなと思っとったからな。今日ある程度の、そないして投げれたら、予定通りいけるわと、そういう感じでな、見てるだけやけど」

-岩貞は試運転と言っていた。開幕は無理させず

「いや無理させずって登録終わってるから投げられへんやんか(笑い)。そんなのわ。入れてへんのやから、だって」

-時間がかかりそうでもない

「おーん、今日もな、結構真っすぐばっかりな、最初投げとったけどな。まあ別にそんな、悪いっていうか、それはないと思うけどな。まあもう1回くらい投げてもな、ちょっとあれやんか、1イニングやからな。まあ岩貞に関してはまあな、先発とかそういうあれもあったし、ちょっと長いイニングのあれもあったけどな、とにかくまあ、なんというかな、次いつでもいけるという感じよ。当然開幕戦はおらんわけやから、でもいつでもな、準備している状態ということよ」

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