侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹監督(61)が、現在は「プロフェッサー」という肩書で所属する日本ハムの新球場に凱旋(がいせん)した。

チームが本拠地を北海道へ移転した04年以降に指揮を執った歴代監督の1人として、超豪華な始球式に参加した。

始球式のマウンドには07年まで監督を務め、今季からチームとコンサルタント契約を結んでいるトレイ・ヒルマン氏(60)が登場。08年から11年まで監督を務めた梨田昌孝氏(69=日刊スポーツ評論家)が現役時代と同様に捕手として、どっしりとホーム付近に腰を据えた。

そして、12年から21年まで指揮を執った栗山監督が右打席へ入り、ヒルマン氏の投球…するかと思ったら、ヒルマン氏がホーム付近に近寄って“ポジションシャッフル”を提案。栗山監督がマウンドへ、梨田氏がバットを持って右打席へ、そしてヒルマン氏が捕手役となって、豪華な始球式が行われた。

札幌ドーム時代のチームの歴史を紡いできた3監督の夢の共演に、現在の指揮官である新庄剛志監督(51)も拍手。超満員のファンも大盛り上がりで、歴史的な開幕戦が幕を開けた。