巨人坂本勇人内野手(34)が史上30人目となる通算3500塁打を記録した。7回2死、中日勝野の141キロフォークを捉えて、左中間フェンス直撃の二塁打。川上哲治氏の3500塁打を上回る3501塁打とし、二塁ベース上で花束を贈られた。

また、この二塁打で張本勲氏を上回る歴代単独7位の通算421二塁打を記録した。同6位の王貞治氏の記録まであと1本、同トップの立浪和義氏まで66本に迫った。

前日の4日ヤクルト戦(東京ドーム)では2安打1本塁打4打点と活躍したが、この日は10試合ぶりにベンチスタート。3年目の中山に遊撃のスタメンを譲ったが、1点リードの5回1死一、三塁、秋広の代打で打席へ。追い込まれながらも中日小笠原の高め144キロ直球を右前に運び、中押しの適時打とした。

▼通算3500塁打=坂本(巨人) 5日の中日7回戦(バンテリンドーム)の7回、勝野から二塁打を放って達成。プロ野球30人目。初塁打は07年9月6日中日21回戦(ナゴヤドーム)。なお、坂本の二塁打は通算421本となり、張本(ロッテ)の420本を抜いて単独7位に進出。

【通算二塁打ランキング】

1位 立浪和義=487

2位 福本豊=449

3位 山内一弘=448

4位 金本知憲=440

5位 稲葉篤紀=429

6位 王貞治=422

7位 坂本勇人=421

8位 張本勲=420

9位 長嶋茂雄=418

10位 松井稼頭央=411

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