中日が2戦連続無得点で今季10度目の完封負けを喫した。ダヤン・ビシエド内野手を今季2度目の抹消。

鵜飼を昇格させ、6番右翼に起用した打線は苦手の九里に4安打に封じ込まれた。立浪和義監督は「(ビシエドは)状態が変わっていなかった。若い楽しみな選手を使おうと判断した。力不足なので悔しさを持ってやってもらいたい」と厳しい表情。0封敗戦率は3割2分3厘。貧打の深刻さは増すばかりだ。

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▼中日が2試合連続、今季10度目の完封負け。

10度目の完封負けを開幕31試合以内に喫したのは、39年金鯱(31試合目)58年大洋(30試合目)に次いで65年ぶり3度目。球団では44年の34試合目を上回るワースト記録だ。ちなみに、完封負けがシーズンで最も多かったのは、56年の大洋と東映の31試合。今年の中日は今のペースではシーズン46度となる計算で、ワースト記録を上回ってしまう。