DeNA今永昇太投手(29)が19日、出場選手登録日数が7年に達し、国内FA権の取得条件を満たした。「8年目の今もプロ野球の世界でプレーできていること、またFA権を取得することができるとは入団当時は想像もつきませんでした。当たり前ではない今の瞬間に感謝し、自分の成長に携わっていただいたすべての方々に恩返ししていけたらと思います」と感謝の言葉を述べた。

権利行使については「シーズンが終わったら、それについて考えることだと思う。シーズン中はなるべく、目の前のバッターを倒すことに判断力を使いたい。特に今、それについて何かを考えることはないと思います」と話した。

今永は15年ドラフト1位で駒大から入団。1年目から先発ローテに入り、8勝を挙げた。19年には自己最多13勝。今年3月のWBCで侍ジャパン入りすると、決勝の米国戦で先発。日本球界を代表する左腕となっている。

今季ここまで2勝1敗、防御率3・38。通算では59勝47敗を残している。

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