巨人菅野智之投手が約2カ月ぶりに実戦復帰を果たした。

28日、イースタン・リーグ、ヤクルト戦(八王子)に先発。3回1死、小森を外角高めへ、この試合最速の150キロ直球で詰まらせ、二ゴロに打ち取った。カットボールを多投し、芯を外しながら3回3安打無四球の無失点。38球を投げ「投げられたことがうれしかった。ある程度は良かったが、対1軍のバッターを考えるとまだまだ」と手応えと課題が入り交じった。

右肘の張りで緊急降板した3月18日のオープン戦、日本ハム戦以来の実戦登板。約2カ月の調整をへて、ようやくたどり着いた。次回は中6日で、6月4日の同リーグ日本ハム戦(鎌ケ谷)で長いイニングを投げる見込み。順調にいけば、交流戦での1軍登板も視野に入ってくる。「残された時間もあまりないと思うし、危機感を持ってやっている。1日でも早く1軍の戦力として戻れるように必死にやっていきます」と、次へのステップを見据えた。

【関連記事】巨人ニュース一覧