12球団と日本野球機構(NPB)は5日、都内で理事会・実行委員会を開き、リプレー検証制度に関する規定を一部、変更した。

リプレー検証を行えないケースとして「機械の故障など」の場合に加え、映像そのものがない場合を定めた。この日から適用された。5月28日の楽天-日本ハム12回戦(楽天モバイルパーク)で9回に楽天が同点犠飛。日本ハム新庄監督が三塁走者の離塁が早かったとリクエストしたが、対象プレーの映像自体がなかったため、リプレー検証は行われなかった。従来の条文では、映像がない場合は定められておらず、「機械の故障など」の規定が応用された。今回の変更により、映像がない場合が明記された。