ロッテが2連勝で交流戦初のカード勝ち越しを決め、5日ぶりに首位に返り咲いた。カスティーヨが6回0/3を4安打無失点に抑えて来日初勝利。「ウイニングボールに今日投げた投手全員にサインをお願いして、捕手にもお願いして、大事に保管したい」と笑った。

初先発だった1日の巨人戦は捕手のサインに首を振り、変化球を多投して3回3失点。今回は速球中心にストライクゾーンに投げ込み、プラン通りの投球を実行した。吉井監督は「カスティーヨとペルドモ、どちらかが先発になってくれたらいいなと思っていた」と話し、カスティーヨを“合格”に。今後も先発で起用する方針を固めた。

ペルドモは、3番手で8回に登板して3者凡退に。両リーグ最速で20ホールドに到達し、ともに適材適所にはまった形だ。6日に超特大弾を放ったポランコを含め、ドミニカ共和国出身の助っ人が活躍。ペルドモは「僕たちは引き続き、ベストなパフォーマンスを出します」と心強かった。