都市対抗野球の近畿地区2次予選は9日、わかさスタジアム京都で第3代表決定戦が行われ、三菱重工West(神戸市・高砂市)が日本生命(大阪市)を7-4で下し、第94回都市対抗野球大会に3年連続39度目の出場を決めた。

2点を追う7回、拾尾昌哉捕手(21=奈良大付)の適時二塁打で1点差に迫り、なお1死満塁から笹治健汰外野手(26=大商大)が中越えの逆転適時二塁打を放った。敗れた日本生命は11日の第4代表決定戦にまわる。

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日本生命は11安打を放つも、本戦切符とはならなかった。8番の石伊雄太捕手(22=近大)は同点の6回に投前犠打で敵失を呼び、いったんは勝ち越した。2安打も放ち、投手陣をリードしたルーキーは「1球で仕留める力が相手の方が上だった。打たれ始めてから丁寧に投げさせられなかった」と反省も「次で決めます」と、パナソニックとの第4代表決定戦へ気持ちを切り替えた。