シーズン折り返し直後の今季73試合目で、西武の自力優勝の可能性が消滅した。

西武はこの日サヨナラ負けし、今季はこれで29勝43敗1分けになった。一方で勝利したオリックスは43勝29敗2分けとなった。

オリックスが西武との残りの直接対決13試合に全敗しても、それ以外を全勝すると、勝率7割0分2厘となる。西武が残り70試合を全勝しても勝率6割9分7厘となり、オリックスを上回れない。

松井稼頭央監督(47)の就任1年目となった今季は、3月のWBCでの故障を治療を最優先させる球団方針のため、源田壮亮内野手(30)が開幕から2カ月近く不在の戦いになった。

もう1人のWBCメンバー、不動の4番と期待された山川穂高内野手(31)は開幕から出場するも、打撃不振や故障もありわずか5打点。さらにプライベートの事件で書類送検されている段階にある。

得点力不足に悩み、高橋光成投手(26)や平良海馬投手(23)ら先発陣が次々にクオリティースタート(QS=6投球回以上で自責点3以内)をクリアしているにもかかわらず、なかなか白星を積み重ねられない状況が続いている。特に5月は7勝16敗1分けと、大きく負け越した。

6月中旬に2度目の4連勝を飾り、少しずつ流れを取り戻しつつあったが、4番を任され始めた渡部健人内野手(24)が2日、左足痛で出場選手登録を抹消されるなど、苦しい状況が続いている。【金子真仁】

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