ソフトバンクが5連勝の勢いを日本ハムのヤング打線に吹き飛ばされてしまった。終わってみれば3-10の大敗。今季2度目の2桁失点だが、試合後の藤本監督はサバサバした表情だった。
「負けるときはこういうものです。明日、頑張りましょう。切り替えてね。また頑張りましょう」。2日の西武戦(ベルーナドーム)で5連勝を飾って6試合ぶりに首位に立ったものの、1試合で2位に転落。7月初黒星も藤本監督は気持ちの切り替えを強調した。
誤算だったのは先発和田だ。いきなり初回に野村に先制3ランを浴びると、続く2回には先頭郡司に1号ソロ。さらに3回には押し出しで加点された。「(試合前の)ブルペンは良かったと聞いていたんだが…」。藤本監督が表情を曇らせて振り返ったのは、4回1死二塁から和田が異変を訴えたシーン。「左前腕に張りが出たということで代わりました」。清宮への4球目を投げると左腕を気にしながら一塁ベンチ裏に戻ったが、そのまま2番手尾形と途中交代。4回途中5失点で4敗目を喫した。3度目の挑戦だったパ・リーグ初となる42歳以上の6勝目達成は、またも持ち越しとなったが、それ以上に痛いのは和田の今後の状況。試合中には左腕をアイシングしてベンチに戻ったものの、今後については藤本監督も「わかりません」と口をつぐんだ。今日5日に病院で検査する予定。チームトップの5勝をマークしているベテラン左腕の離脱となれば、大きな痛手になることは間違いない。連勝街道から一転、何とも厳しい状況になってしまった。【佐竹英治】
■栗原は誕生日に2ラン
栗原が14試合ぶりに1発を放った。8点を追う6回1死一塁。伊藤の148キロの直球を右中間テラス席に運び去る9号2ラン。「とにかく集中して打席に入りました。しっかりと自分のスイングができたと思います」。チームは大敗したが、この日は27歳の誕生日。自らのバットで一矢報い、バースデー弾を復調のきっかけにしたいところだ。



