巨人岡本和真内野手(27)が両リーグ一番乗りで20号に到達した。

2回先頭、DeNA今永の151キロ直球をつかまえた。ゆったりとしたフォームからバットの芯に乗せた。打った瞬間に確信した。打球速度は172キロで飛距離は134メートル。左中間スタンドの中段に飛び込む先制20号ソロとし、悠然とダイヤモンドを1周した。

「先頭だったので塁に出ることを考えて打席に入りました。最高の形で先制できてよかったです」と出塁の意識が本塁打につながった。

これで6年連続20本塁打も達成。巨人で6年20本塁打は07~13年阿部(7年連続)以来6人目となった。巨人で両リーグ20号一番乗りは10年阿部以来、8人目。王は最多の8度、原監督も82年に記録していた。

この日は「オールドサマーシリーズ」と題し、1980年代に親しまれた選手の応援歌がスタジアムに流れた。原監督の応援歌が響いた後に、見事なアーチを描いた。

【本塁打詳細】

飛距離=134メートル

打球速度=172キロ

角度=21度

【動画】巨人岡本和真が両リーグ最速20号の先制ホームラン 七夕の夜飾る2試合連発弾

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