DeNAが、1分けを挟み3連敗を喫し、首位阪神との差が今季最大の8ゲームに広がった。6日の阪神戦にも敗れれば、自力優勝が消滅する危機に立たされた。

先発大貫が1回に大山に先制の3ランを浴び、3回には投手の青柳、近本の適時打で追加点を奪われ、3回5失点でKOされた。

打線が5回に戸柱の5号ソロ、6回に大和の2点適時打で2点差に迫ったが、なおも2死満塁で代打大田が凡退した。

2点差に迫った直後の7にはエスコバーが、ルーキー森下に適時打を浴び、8回にも左翼の佐野の失策をきっかけに追加点を奪われた。

阪神青柳に対し、初回から3イニング連続の併殺打の拙攻。投手陣は敬遠を含む9四死球を与えるなど、投打ともにチグハグさが目立った。

三浦大輔監督(49)は「(大貫は)全体的に良くなかったです。追い上げることはできたんですけど、3回までの5点が結果的に見れば、大きかったなと思います」と厳しい表情で話した。

横浜スタジアムでの阪神戦は、昨年6月28日から13連勝を記録したが、4日の同戦で連勝記録がストップ。この日は仕切り直しを誓ったが、連敗を喫した。

横浜スタジアムでは、7月15日の広島戦から7連敗。シーズン序盤は勝ち星を重ねたが、7月以降は苦しい戦いが続く。

▽▽DeNA大貫(3回5失点で3敗目)「短いイニングでマウンドを降りることになり、チーム、中継ぎ陣に申し訳ないです」

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