巨人が梶谷隆幸外野手(34)の一打と門脇誠内野手(22)の激走で延長戦を制した。

先発予定のフォスター・グリフィン投手(28)が試合前の打撃練習で打球を頭部に受けるアクシデント。24日に先発予定だった菅野智之投手(33)が中5日で志願のマウンドに上がった。菅野は7回にヤクルトのオスナに2ランを浴びたが7回6安打9奪三振3失点の粘投を見せた。

打線は3点を追う7回2死走者なしから、ヤクルト先発小川を攻め立てた。2死一、二塁から梶谷の右前適時打で1点をかえす。その後2死満塁となり、3番秋広がカウント1-1から141キロカットボールを捉え、二遊間をゴロで抜く2点適時打を放ち同点に追いついた。

試合は両者譲らず延長戦へ。11回裏1死、8番門脇が放った高いバウンドのゴロがヤクルト阪口の頭上を超えて内野安打となる。2死一塁となり、1番梶谷の打球が阪口のグラブを弾く内野安打に。この打球を阪口が一塁へ悪送球し、一塁走者の門脇が激走を見せて一気に本塁に突入。間一髪セーフとなり、サヨナラ勝ちを収めた。