DeNAトレバー・バウアー投手(32)が8日、8月度の「大樹生命 月間MVP」を受賞した。6月度に続き、自身2度目の受賞。牧秀悟内野手(25)とともに投打でのダブル受賞で球団では19年7月の山崎康晃、ロペス以来となる。

「たくさんのいい投手がいる中、受賞できて、本当に光栄ですし、隣に牧選手がいるという状況で受賞できて本当にうれしく思います」

8月は6試合に先発し、3勝1敗、防御率1・67と安定。3試合連続で中4日で先発するなど、フル回転した。8月25日の中日戦では今季10勝目を挙げ、球団の外国人投手では、17年ウィーランド以来の2ケタ勝利も達成した。

「とてもいい8月になったと思います。6月1日の試合から安定した投球を続けられていたと思うんですけども、その中で野手もすごくいい状態でプレーしていた8月だったので、たくさん試合に勝てたことがうれしかったなと思っています」

シーズン終盤に向け、さらなるフル回転が期待されたが、8月30日の阪神戦(甲子園)で負傷降板。「右腸腰筋遠位部損傷」と診断され、全治は1カ月以上とみられ、レギュラーシーズン中の復帰は絶望的で、ポストシーズンでの復帰を目指す。

バウアーは「今の段階でなかなかどれぐらいっていうことをお伝えするのはすごく難しい状況です」と復帰時期は未定としながら「痛みももうないですし、とにかく、リハビリ、回復に努めて、1日でも早く、復帰できるようにということを考えています」と話した。

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