巨人の3年連続でのV逸が決まった。首位を独走する阪神に敵地で完敗。4年ぶりのリーグ優勝はならなかった。監督通算17年目の原辰徳監督(65)の政権下では3年連続のV逸は初となった。

この日は先発山崎伊が8回1失点と好投するも打線が沈黙。阪神西勇の前に3回の岡田の左前打、9回の代打秋広の右前打の2安打に抑えられた。9回2死一塁からは代走重信が二盗を狙ったが、阪神バッテリーに刺されて試合は終わった。

今季11度目の完封負けで甲子園では2度目。ここまで127試合を消化し、63勝62敗2分けとなった。

指揮官はV逸に「いや、現実は現実でしょうね。現実と受け止めて、ただだからと言って、ということがあるんでね。もう少しなんというか、選手も開き直って思い切って暴れてもらいたいと思いますね」と結果を受け止め、ナインの奮起を促した。CS争いに向けて「いやいや、まあ可能性のある限りね」と話した。

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