ドラフト候補の同大・真野凜風投手(4年=天理)が大学野球を終えた。最終戦は登板がなかったが、9回は反撃を信じて1人、ブルペンで肩を作った。

天理高校では軟式野球部だった異色の経歴を持ち、、硬式に転向した大学で最速152キロの好投手に“変身”。2年秋に台頭し、プロが注目するレベルまで駆け上がった。今秋は右肘の不調で救援に回っていたが、前日20日の立命大戦でシーズン初先発。5回途中1失点だった。

「やっと戻ってきたという感じで、最後に全部出し切れました。野球人生で一番成長できた4年間。監督、コーチ、先輩や仲間たちには感謝しかありません」と充実感をかみしめた。

4年前には今の姿が想像もできなかったという。26日のドラフト会議を前にして「小さい頃からの夢。かかるか分からないけど、緊張しかしていないです」と照れ笑いした。【柏原誠】

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