巨人阿部慎之助新監督(44)が21日、日本テレビの「Going!Sports&News」で監督就任後初のテレビ生出演した。15年から18年まで監督を務めた高橋由伸氏(48)とともにファンからの質問に回答した。

来季の坂本のポジションについては「終盤サードにしてから、不安がってたけど難なくこなして打撃も上向きになった。体力的に楽なのかなと」と、9月からコンバートした三塁に専念させることを明かした。

空いた遊撃にはルーキーの門脇を据える。門脇をレギュラーで使うか? という質問に「YES」と回答。「彼の野球に対する姿勢は素晴らしいですし、守備範囲も広い。飛んだら安心して見てられるのが一番」と絶賛し、育てたい金の卵の選手にも門脇を指名した。「今の気持ちを忘れないでやってほしいし、キャプテンシーがある。野球に対する姿勢が良いし、早く来て準備する姿を見てた」と期待を込めた。

今季、41本塁打を放って本塁打王に輝いた岡本和のポジションには「考えておいてほしいと言ったら、さっそくファーストで行きますと言ってくれた。ファーストメインでいってもらおうかなと」と一塁での起用方針を示した。

来季へ向けて、色紙には「変化無しに進化無し」と書き込み、「僕も監督という立場で変わらないといけないと思いますし、それを見て選手も個々で変化して前に進んで欲しい」と呼びかけた。

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