侍ジャパン井端弘和監督(48)の初陣となる「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」(11月16日~19日、東京ドーム)のメンバーが24日に発表され、ロッテからは横山陸人投手(22)、藤原恭大外野手(23)の2人が選出された。

最速155キロの勢いある直球が武器の高卒4年目右腕・横山は「初めてJAPANのユニホームを着てプレーできること、うれしく思いますし、選出いただきありがとうございます。今シーズン、チームで学んだことをしっかり発揮できるよう頑張りたいですし、他球団の選手からたくさんのことを吸収して、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」。藤原も「まずは選出いただき、ありがとうございます。WBCではサポートメンバーとしてJAPANのユニホームを着てプレーさせていただいた経験もしっかり生かして、今回もたくさん勉強させていただきたいと思います。後はチームの勝利に少しでも貢献できるよう頑張りたいです」とコメントした。

CSファイナルステージ敗退から中2日でZOZOマリンでの秋季練習をスタートした吉井理人監督(58)も2人の選出に「金子(誠)コーチが、たぶん推してくれたと思うんでね。たぶん、ほっとけば誰も選ばれなかったと思うのでね」と冗談も言いつつ、「こちらから何を覚えてこいとか、盗んでこいとか、そういうのはない。本人がそれぞれ思っていることがあると思うので、良い経験をして、何か感じて帰ってきてほしいと思います」と期待を寄せた。【鎌田直秀】