巨人が30日、川崎・ジャイアンツ球場での秋季練習を打ち上げた。

31日に宮崎に移動し、11月1日から秋季キャンプに入る。阿部慎之助新監督は「キャンプに行く人も、残って練習する人もいるが、何を考えるか。行く人はどういう練習するか、個々で考えてもらいたい」と促した。秋季キャンプには若手に加え、吉川、立岡ら26人が名を連ねる。新戦力の発掘、底上げを図り、日本一奪回の下地となる2週間にする。

対話を重視し、選手と向き合ってきた。この日も門脇、中田歩、川相内野守備コーチと話し込んだ。「聞きに行かないと何も収穫もない。聞きに行けば答えてくれる、一緒に考えてくれるのもコーチ。そうやって使わないとだめだよ」と受け身でなく積極的に聞く姿勢も求めた。練習後はジャイアンツ球場の隣に建設中の選手寮の工事スタッフに飲み物を差し入れ。「僕も監督業、初年度。同じような船出」と思いを重ねた。

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