オリックスが逆転勝ち。山本由伸投手(25)が1失点完投、14奪三振の好投を見せ日本一へ逆王手をかけた。

エースがリベンジを果たした。第1戦で6回途中を自己ワーストタイの7失点で黒星。この日も2回に先制ソロを許したが粘った。直後に連打などから2死満塁とされたが三振。4回には1死一、三塁とされたが0に抑えた。5回からは2イニング連続の3者凡退で復調。7回は2死一、二塁から後続を断った。

打線も先制点を失った直後に若月健矢捕手(28)の適時打で同点とすると、中川圭太内野手(27)の犠飛で勝ち越して試合をひっくり返した。5回には紅林弘太郎内野手(21)に2ラン、8回に頓宮裕真捕手(26)のソロ本塁打が生まれてリードを広げた。

山本は日本シリーズ通算5試合目にして初白星。崖っぷちから3勝3敗のタイに戻して逆王手をかけた。

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