中日立浪和義監督(54)が来季へ、各選手の自己研さんに期待した。

チームは20日、秋季キャンプをナゴヤ球場で打ち上げ。参加選手を前に、指揮官は「自分の課題に対して、自分で考えることが大事」と直接伝えた。2年連続最下位からの巻き返しは、自立心に比重が置かれる。

冬空の元に集まったナインに指揮官自ら語りかけた。「2月1日に、この一冬で秋から変わったな、伸びたなと思わせる選手が1人でも出てほしい。休憩することも大事だが、それぞれの課題に向かって自分を理解、把握してオフの練習に取り組んでほしい」

屈辱の2年連続最下位からの巻き返しへ、10月中旬から地元集中で開催した秋季練習、秋季キャンプが打ち上げられた。本拠地バンテリンドームもキャンプ初併用。実際の投手がマウンドに立ち、シート形式の打撃、守備、走塁も絡めた。早朝からのウエートトレ組、午後からは個別練習も強化。「選手にとっては、非常にハードな練習になった。上達していくための土台作りとして、非常にいい練習ができた」。指揮官は約40日間の戦力整備を完走した選手をまぶしそうに見つめた。

「キャンプMVP」には梅津晃大投手(27)を指名。指揮官は「非常に安定した投球練習も含めて、来年期待できるな、というものは見せてくれた」と評価し、今季終盤にトミー・ジョン手術から戦列復帰した右腕を竜投キーマンとして期待した。「選手の意識も相当変わってきた。いろんな練習方法をやった。自分で選択しながらやっていけばいい」。約2カ月後の沖縄に、1人でも多く反攻へのキーマンが集結することを待ち臨んだ。【伊東大介】

 

○…アジアプロ野球チャンピオンシップ優勝に貢献した侍ジャパン選出の清水、石橋、岡林が秋季キャンプ打ち上げに参加した。優勝一夜明けの東京から移動し、スーツ姿のまま打ち上げに合流。立浪監督とも3人で談笑した。指揮官は「3人が頑張って優勝に貢献できた。いろんなチームの選手と技術の意見交換、見て学ぶことも多かったと思う。いい刺激になったと思う」と経験の来季昇華を願った。

 

【関連記事】中日ニュース一覧