ロッテの育成ドラフト4位、延岡学園・藤田和樹外野手(18)が23日・宮崎・延岡市内のホテルで入団交渉を行い、支度金300万円、年俸230万円(金額は推定)で合意した。

186センチの長身から投手としても140キロ台後半をたたきだすが、球団は高校通算20本塁打のパンチ力を評価。未来の中軸候補として期待している。「やってやろうという気持ち。プロでは外野手1本でいこうと思っている。安田選手や山口選手が目標」と“脱・二刀流”で勝負する。

球団には、高校の先輩である黒木知宏投手コーチ(49)が在籍している。面識はないが「プロ野球で活躍するすべを学びたい」と志願。球団公式YouTubeは常時チェックしていると言い「キャンプの動画とかよく見てます」と、今後の自分を重ねてイメージを膨らませている。

体づくりからのスタートで、当面の目標は支配下昇格になる。将来的には「大谷(翔平)選手のような、日本を代表する選手になりたい」と夢を描いた。

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