今秋の東京6大学リーグで4季ぶりに優勝した慶大が19日、優勝パレードを行った。選手ら一行は東京タワー周辺を出発。無数のレンズを構える観衆を前に、トロフィーを掲げてオープンカーに乗車した選手らが、笑顔で手を振った。列を成したブラスバンドは行進しながら音色を奏で、パレードを盛り上げた。優勝の勢いそのまま、4年ぶりに明治神宮大会も制し、お祝いムード一色。続けて同大学の三田キャンパスで祝賀会が行われた。主将でソフトバンク3位の広瀬隆太内野手(4年=慶応)は「新チーム当初は弱い戦力で、危機感がここまで頑張らせてくれた。すごくお客さんが入って優勝して良かったなと思いました」と気持ちを込めた。