楽天の新人合同自主トレが10日、楽天モバイルパークで始まり、今江敏晃監督（40）が練習を視察した。
「ワクワクと緊張でいつも通りの動きができないこともあると思うが、落ち着いて普段通りに。できるだけけがをしないでキャンプまでの準備の期間にしてほしい」などと訓示。8人のルーキーたちと対面するのは、昨年11月24日の新入団選手発表会見以来で「野球してる姿見ると、引き締まった頼もしい姿に見えました」と笑顔を見せた。
プロ野球界の先輩として伝えたいことがある。
「多分苦しいことの方が多いと思うんですけども、その中で一生懸命頑張っていれば、ささいないいことも、ほんとに大きな喜びになる。そういうのも含めて、プロの世界って、こんなにいいとこなんだなっていうのは感じてもらいたい」
今江監督も指揮官としてはルーキーイヤー。年齢は最大22歳差だが、“同期”として共闘することになる。「僕も監督としてスタートするので、とにかく1年間監督として、いいも悪いもあると思うんですけど、しっかりやりきって、ほんとにファンの皆さんに喜んでもらえるような戦いをすることが本当に大きな目標です」と抱負を語った。
