広島日南秋季キャンプは3日、3日目が終わった。

この日は雨脚も弱く、午前中のノックや午後のローテーション打撃などをメイングラウンドで行った。投手のブルペン投球には日米通算170勝の元西武の松坂氏が黒田球団アドバイザーとともに、斉藤や日高ら若手投手に助言を送った。練習後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。

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-ようやく屋外で練習メニューを消化できた

新井監督 ちょっと外で打てたから、よしとするんじゃないですか。

-午前中のブルペンでは19歳の2人(斉藤投手、日高投手)が、元西武の松坂氏と黒田アドバイザーから助言をもらった

新井監督 高卒2年目の彼らにとっては本当に、今日は素晴らしい時間になったんじゃないかな。(松坂)大輔にも本当に感謝しています。あんな長時間、ずっと教えてくれて。「本当にありがとうございます」と。

-監督からも松坂氏にお願いを

新井監督 ピッチャーを見てほしいというのはあった。やっぱりスーパーピッチャーだから。現役のころは日本のエース。何かアドバイスしてもらいたいなって思って。すごく熱心に、丁寧に教えてくれた。本当に感謝しています。めちゃめちゃ教えてくれていたでしょう。彼らも忘れられない1日になったのでは。

-新井監督も近くで聞いていた

新井監督 自分も「そうなんだ」と(聞いていた)。バッター目線のボールの見え方とかは言えるけど、メカニック的なところは自分は分からない。自分も勉強になりました。黒田さんと大輔がしゃべっている内容、俺も分からないもん、全部。「おお~そうなんだ~」みたいな。でも、彼らはどんどん質問していた。

-久保選手にも打撃指導を

新井監督 ちょっとスイングするときに開きながら出ている感じでスイングが弱いと。「それを矯正するには?」と言ってきたので、自分のアドバイスをした。言ったらすぐできた。「どうだ?」と聞いたら「打った感覚、バットのヘッドの走りが全然違います」と。

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