ドラフト1位が猛アピールした。ロッテ上田希由翔内野手(22=明大)が韓国サムスンとの練習試合で4打数3安打5打点と大当たり。「分からない投手なので積極的に振っていこうと。全打席そういう気持ちでいきました」と話した。

力強く振る、がテーマ。まずは1点リードの3回無死二、三塁で左腕から右前2点打。対外試合の初安打初打点をマークした。4回2死一、二塁では右腕から左翼線2点打。6回2死一塁では再び左腕から右前打を放った。投手の右左も苦にせず、吉井監督は「バットに当てるのがうまいですよね」と褒めた。13日の楽天戦では三塁を、今度は一塁を難なく守った。

世間はバレンタインデーだが「思い出、何もないです」と苦笑い。ロッテはチョコレートも扱う会社だ。この日は愛斗も活躍。カメラマンたちの前で、ガーナチョコを手に「キュート」と「ラブ」でハートをつくった。「愛斗さんには面倒見てもらってる。いい形で写真が撮れてよかったです」。思わぬ? バレンタインの思い出ができた。【鎌田良美】

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