ウエスタン・リーグが開幕し、阪神は打線がつながり先発全員安打で12安打13得点と快勝発進。ドラフト3位ルーキー山田脩也内野手(18)も公式戦初打席初安打を記録。2四球と合わせて3出塁と好スタートを切った。先発の西勇輝投手(33)は5回5安打1失点。2番手で4回1安打無失点と好投した西純矢投手(22)とともに「西西リレー」を完成させた。

和田2軍監督の一問一答は以下のとおり

-快勝で開幕

「点差うんぬんじゃなくて、しっかりとした野球をしっかり守って、選ぶところは選んで、また山田の走塁なんかも隙をついた素晴らしかったよね。そういうところができたかな。ちょっとね、点差だけ見ると打つ方にばっかり目がいってしまいがちだけど、そういうところができたというのが第1歩目としては大きいね」

-山田は初打席初安打

「打ち方を見てるとたまたま打てたんじゃなくて、打つべくして打ったスイングなんでね。初球まっすぐでワンボールからの2球目の変化球でね、あれを手首をかえさないでセンター方向にっていうね。本当に何回も言うけどいろんなものを見せてくれるから。これからレベルの高いピッチャーと当たっていく中でそういうものが出せるかどうかもあるし、そこからまだまだステップアップしていかないといけないということはあるんだけど。やっぱりゲームになると何かしそうな雰囲気を持ってる選手だよね」

-井上はファーストストライクだった

「今日のゲーム展開からいくとあの4点目が非常に大きな4点だったなと。2アウトであそこで終わるのとかなり違うので。それが4番の仕事なんでね。そういうことが教育リーグもできているし、まだ何も決まったわけじゃないんでね。ここからもう1回呼んでもらえるようにね、広大もしっかりやっていかないといけない」

-先発の西勇は

「立ち上がりから彼の場合は調整でこっちに来てるんで、作っていく段階なんで、いろんなこと試しながらというところで。初回ヒット3本打たれはしたけど、最小失点で抑えて、その後の投球なんて見事だよね。アンパイアがきっちりストライクゾーン取ってくれてた中で、際どいところをつきながら。球数も多かったと思うけど、それでも簡単にフォアボール出さず、粘り強く投げられたんで状態的には良かったんじゃないかな」

-井坪も途中から2安打

「後から出ていって、ああいうバッティングできるのはベンチでしっかり準備ができてた証拠。頭から行ったり後から行ったりする中で、今後とそういうこと続けて欲しいし、そこら辺はサブの選手の課題になってくると思うので。出てなくても自分が打席に立ったら、ランナー出たら、という気持ちでいかに試合を見られるかはすごく大事だと思うから」

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