DeNAの開幕投手を務める東克樹投手が、6回3安打1失点6奪三振で最終調整を終えた。初のエスコンフィールドのマウンド。1回はやや制球が乱れてペースをつかめず、2死から日本ハム万波、マルティネスの連打で先制点を献上。「思ったようにコントロールできてなかった」と反省した。

2回以降はアバウトに投げていたものを明確に、意図を持った投球にギアチェンジし立ち直った。直球、スライダー、チェンジアップを精度良くちりばめ、降板する6回まで1人の走者も許さなかった。15日楽天戦(横浜)で右手首付近に打球が直撃して途中降板した影響を感じさせず「痛みも全くないです」と万全を強調した。

次回登板は29日の広島との開幕戦(横浜)。昨季の最多勝左腕は「状態がいいので、しっかり来週の開幕に合わせることができたら」と照準を合わせた。

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