阪神青柳晃洋投手(30)が28日、東京ドームでマウンドの感触を確かめた。

シーズン初戦となる29日巨人戦で先発。この日はドーム内で開幕前日練習を行い、マウンドを使って投球練習を行った。

昨季、同球場での登板は1試合のみ。クイックや変化球などを交えながら14球、入念に投げ込んだ。

「最後はこっちで調整したいという気持ちで、昨日も少なめで投げて。明日の開幕のマウンドに先に上がっているかどうかは違う。いい準備ができていると思います」

オープン戦最終登板の22日オリックス戦(京セラドーム大阪)では、右足親指の皮がめくれるアクシデントもあった。「今日投げた感じは問題ないと思うので。明日は万全でいけるかなと思います」と問題なく迎えられそうだ。

「去年も(開幕戦は)経験していますし、それで言えば日本シリーズでもいい経験をさせてもらいましたし。緊張とはずっと向き合ってきている。明日も、もちろん緊張すると思うんですけど、6時15分になったら試合が始まると決まっている。そこに向けて自分で気持ちを整理していけばいいかなと思います」

2年連続の開幕投手。緊張感を受け入れながら、決意を口にした。

【関連記事】阪神ニュース一覧