日本ハムが5年ぶりに開幕戦に勝利し、20年8月28日以来1309日ぶりの貯金1となった。就任3年目の新庄剛志監督(52)にとっても初めての開幕戦勝利、そして貯金生活となった。

開幕戦から理想的な試合運びで昨季2位のロッテを圧倒した。

3回に7番水野が三塁打でチャンスメークし、初の開幕スタメンの8番奈良間が四球でつないで、こちらも初の開幕マスクとなった9番田宮が中前適時打を放って先制。さらに無死満塁からスティーブンソンの併殺打の間に2点目も奪った。

5回は8番奈良間が中前打で出塁し、9番田宮が犠打を決めて1死二塁から1番松本剛が適時三塁打で追加点。6回には新外国人のレイエスが来日初本塁打となる1号ソロを放った。

初の開幕投手を務めた伊藤大海投手(26)が6回4安打無失点、9奪三振の快投。開幕前日の28日に選手会長の松本剛から「4点取る」と声をかけられていたが、その宣言通りの援護を受けて期待に応えた。7回からは継投でリードを守りきって快勝。伊藤は、球団では15年大谷翔平以来の開幕先発白星となった。

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