広島が接戦を落とし、開幕黒星発進となった。打線は3回、昨季6戦4敗と苦手とした東から5連打などで3点を先制。2桁10安打を浴びせた。だが、先制した直後に先発九里が新人度会に同点3ランを被弾。8回はセットアッパー島内が2本の安打などで1死満塁とし、勝ち越し犠飛を浴びた。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。

-3点先制した直後に同点

新井監督 でも、ナイスピッチングだった。初めての開幕投手で緊張もあったと思うけど、ナイスピッチングだったと思います。

-直前には不運な安打もあった

新井監督 そうやね。でも、よく投げたと思う。いいピッチングでした。

-球数89球での交代

新井監督 開幕戦だから。疲れ方もすごく違うと思うし、初めての開幕(投手)なので、最初から引っ張ろうと思っていなかった。

-好投手東から2桁安打

新井監督 本当みんなよく振れていたと思います。開幕戦で緊張もあったと思うんですけど、みんなよくスイングできていたと思います。

-小園選手が猛打賞

新井監督 やっぱり彼は中軸として、1年間期待しているし、やってもらわないといけない選手なので。本当にナイスバッティングだったと思います。

-1回からファーストストライクを積極的に振りにいっていたのはチームの方針か

新井監督 そうやね。昨年(東に)4敗しているので、バッティングコーチが選手によって対応の仕方を伝えてくれていた。選手もよく打ったと思うし、バッティングコーチもアドバイスしたと思います。

-敗れたが、東投手には嫌なイメージを与えることはできた

新井監督 そうやね。途中から配球も変わってきたし、“今年は違うな”と思ってもらえたんじゃないかな。

-オープン戦では1度もなかった堂林選手の4番起用

新井監督 昨年、4番打っているじゃない。どういう打線がいいのかなと考えたときに、ドウ(堂林)が4番というのがハマった。

-初の開幕スタメンとなった田村選手は4三振のスタート

新井監督 彼もオープン戦でいいものを見せてくれているし、こちらも期待して出している。そんな簡単に打てるものじゃないと思っているので、これをいい経験にしてもらいたいですね。

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