オリックスはソフトバンクに競り負け、2年ぶりに開幕3連戦を負け越した。京セラドーム大阪での開幕シリーズに限れば14年ぶりの勝ち越しを逃した。打線がつながりを欠き、2得点も散発4安打。「そのままだと思います」。中嶋監督は攻撃陣について短く淡々と振り返った。

その中でも西川が移籍後初のマルチ安打。1回に左前打、7回も逆らわずに左翼線へ二塁打と気を吐いた。ただ8回は2点差に迫り、なお2死二、三塁の同点機で三ゴロ。「チャンスで1本出ていたら。今日は3番でかえすのが仕事なので」と悔しがった。

3日連続の満員で観客数は計10万8160人にのぼった。本拠地開幕3連戦としては、05年の実数発表以降最多。15年の10万5991人を上回った。ファンの後押しを背に勝ちたかった。「これを引きずってもしょうがない」と中嶋監督。西武、ロッテと続く敵地6連戦で巻き返す。

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