東京6大学野球の東大の主軸を務め、昨秋11月の大学日本代表候補合宿に参加した酒井捷(すぐる)外野手(3年=仙台二)の春季リーグ戦(13日開幕、神宮)出場が絶望的となった。

大久保監督によると、2月の鹿児島キャンプの練習中に左膝の靱帯(じんたい)を負傷。「芝生に引っかかったみたいで、今治療中です。春はちょっと難しそう」と説明した。

酒井は1年秋からリーグ戦に出場。昨秋は主に1番打者として打率3割1分6厘で、5本の二塁打と4盗塁をマークするなど攻撃の中心を担っていた。この日はENEOS投手陣の前に無得点に終わった。大久保監督は酒井不在の現状に「そこが一番…頑張ってもらおうと思ってた矢先にケガをして。打線に少し迫力がない」と頭を悩ませた。