阪神が逆転勝ちでホームで連敗を阻止した。序盤に2点を先行される苦しい展開だったが、4回に大山悠輔内野手(29)の今季初打点となる左前打で1点をかえすと、6回1死二塁で森下翔太外野手(23)が左翼5階席まで飛ばす逆転の2号2ラン。8回には近本光司外野手(29)が右越えに1号ソロを放つなど、ダメ押しの2点を加えた。
投げては伊藤将司投手(27)が7回2失点で今季1勝目。中野と木浪の二遊間が好守備を連発し、岡田彰布監督(66)は「守り勝ち」と胸をなで下ろした。
阪神岡田監督の一問一答は以下の通り
-今日は勝利につながる要因が多かった
ああ、守り勝ちですよね。
-点を取ったことより、まず守備が
伊藤もね、あんまりね。いつも低く、低くいくピッチャーがね、やっぱり開幕だからしょうがない部分もあるんですけどね、何とかね。2点にね。球数もね、うまくゴロを打たせて、大事なところでゲッツーを取れたのが大きかったですね。やっぱりね。
-守り勝ちというのは、リードを許しながら、セカンド、ショートのプレーが素晴らしかった
そうですね。まあ、どっちかいうと、打つ方はあんまり調子よくないかもわからないけど、守りからね、ちょっとリズムをつかんだみたいな、そういうゲームだったですね。やっぱりね。
-4回は大山がまず1点を取ってくれた
あそこは本当はね、最低でも同点に追いつきたいところですけど、なかなか3回までノーヒットだったし、2巡目になってね、やっとみんなのタイミングが合ってきた感じがしてましたけどね。
-逆転は森下の見事な本塁打
ああそうですね。まず同点と思ってバントをさせたんですけど、本当、効果的なホームランでしたね。
-2本のヒットがいずれもホームラン
ああそうか。あとヒットがないんやね。
-8回、本当に得点がほしいところで近本の本塁打。
そうですね。(伊藤将は)球数が少なかったんだけどね、シーズン中だったら当然、完投している球数なんだけど、まあねえ、初登板いうことで、まあね、ゲラと岩崎、1点だとね、ちょっと上位に回ってくるんで9回は。まず近本のホームランで2点差になったのが大きかったですね、やっぱり。
-5点目は佐藤輝が打った
いやいやまあ、前進守備でね、おーん、外野抜くくらいはいくかなと思ったんですけどね。
-でも1打点は大きい
まあ、初めての打点でしょ。
-ゲラ、岩崎の投球は
いやいやもう、ゲラも(走者)出てもあんまり慌てないっていうかね、けん制というか、あれも落ち着いてランダウンまでいくんで、最後はね、三振で終わりたかったんですかね、力入れてましたね。
-今日の全員でつかんだ勝利は大きい
そうですね、徐々にヒットも出てきたんで、もうちょっとの部分もありますけどね、もうちょっと早いイニングからね、こういう形になればいいと思いますけどね。
-明日に向けて
いやいや、まあ今の状態からいくとねえ、ほんと3連敗しないというか、ねえ、1つ1つ勝てるゲームは1つずつ勝っていけばいいなあというようなね、そういうチーム状況なんで、だから今日の勝ちで、明日ね、まあ明日で最後、ローテーションピッチャー西(勇)がね、まあちょっとは、ゆっくりできると言ったらおかしいですけど、ちょっと落ち着いてできると思いますね。