卓球女子で五輪3大会連続のメダルを獲得し、昨年5月に現役を引退した石川佳純さん(31)が、ヤクルト-阪神で始球式を務めた。始球式前の練習では同じ左の球界最年長44歳石川雅規投手と神宮こぶし球場で入念に練習で準備し、大舞台に備えた。

背番号「2024」のヤクルトのユニホームを着込み、大歓声を受けながら登場。ボールはストライクゾーンから大きく外れワンバウンドする形となったが、笑顔いっぱいで大役をまっとうして拍手を受けた。

また、フジテレビ系「パリ2024オリンピック」中継のスペシャルキャスターに就任すると発表され、「4年に1度の大舞台、パリでの熱い戦いを全力でお伝えできればと思います」とコメントした。

現在はバドミントン、スケートボード、新採用のブレイキン(ブレイクダンス)などの事前取材を熱心に行い、大会本番に向けて準備している。「パリではできるだけ多くの競技会場に行ってみたいですし、オリンピックを迎えるパリの雰囲気、現地の人や世界中から来ている人がどのようにオリンピックを楽しんでいるのか、そういったことに触れられることが今からとても楽しみです」と意気込んだ。

【関連記事】ヤクルトニュース一覧