楽天ドラフト1位ルーキーの古謝樹投手(22)が、決め球のスライダーで要所を締めた。

イースタン・リーグの日本ハム戦で自身3度目の先発。初回から連打と四球で2死満塁のピンチを背負うも、6番古川を外角低めのスライダーで空振り三振を奪い、ピンチを切り抜けた。

1点リードの4回には清水、阪口にソロを被弾し、次打者の浜田にも中前打を許し1死一塁となった。ここで矢沢、今川をスライダーでそれぞれ見逃し、空振り三振に仕留め、傷口を広げなかった。

6回を6安打1四球と走者を背負いながらソロ2本の2失点にまとめるピッチング。130キロ前後のスライダーを武器に8三振を奪った。直球の最速は149キロを計測し、右打者の膝元に投げ込み見逃し三振を奪うシーンも見られた。

古謝は3月17日のイースタン・リーグ巨人戦で5回2/3を2失点、同24日のオイシックス戦で7回無失点と好投が続いている。先発型の即戦力左腕として、この日も総合力の高さを見せつけた。

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