ソフトバンクのドラフト1位、前田悠伍投手(18)が7日、福岡・タマスタ筑後でシート打撃に登板した。

プロ入り後初めて打者に対して計40球を投げ、打者14人で安打性は4。最速140キロの直球にツーシーム、チェンジアップなどを交え、2三振も奪った。「久しぶりに打者と対戦できた。真っすぐで空振りも取れて、変化球も思った以上にいいゾーンにいった。初めてでは上出来」と納得の表情で振り返った。

未来のエース候補として期待される金の卵。球団考案の「特別育成プログラム」に沿ってメニューを消化する。春季キャンプ中に4度のブルペン入りも、実戦登板は1度もなかった。今後は、来週にも走者を置いたシート打撃に臨む予定で「しっかり抑えられるように」と狙いを定めた。同期の岩井、沢柳はすでに1軍デビュー。それでも前田悠は「焦ることなく自分のペースでやっていければ」と気持ちを引き締めた。

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