楽天が今季2度目のサヨナラ勝ちで連敗を「3」で止めた。打線は今季最多の12安打。9回に鈴木大がサヨナラ打を放ち、試合を決めた。今江敏晃監督(40)は「彼自身にとっても大きな1本になったと思いますし、チームにとっても大きな1勝になったと思います」と振り返った。

2点を追う4回2死三塁、太田が154キロ直球を中前にはじき返して1点差。6回2死二塁では村林が、この日3安打目となる左越え二塁打を決めて同点に追いついた。2-2の9回1死二塁から初スタメンの鈴木大が、今季初安打となるサヨナラ打を右翼線へ運んだ。

今季初先発の藤井は5回8安打2失点と力投。リリーフ陣の藤平、酒居、宋家豪、則本が、それぞれ1イニングずつを投げ、無失点リレーでつないだ。則本が今季初勝利を挙げた。今江監督は「もう本当に粘って粘って強力ソフトバンク打線をね、何とか0でつないでくれて、そこでしっかりチームとして最後に点を取れたのはチームとして、すごく大きなことだと思います」と救援陣をたたえた。

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