球界最年長44歳のヤクルト石川雅規投手が8日、神宮外苑で行われた投手練習に参加し、先発予定の9日イースタン・リーグの楽天戦(戸田)に向けて調整した。

当初は4日広島戦(マツダ)で今季初登板を迎える予定だったが、3日の同戦が雨天のため中止。同日に先発予定だった高橋奎二投手(26)が4日にスライドし、石川の登板が流れていた。「何がどうこうというよりも、まずはゲームで結果を残すところですかね」と数字を追い求める。「みんな1軍で投げたいのは変わらないので、投げるチャンスを取れるように頑張るというところですかね」と言葉に力を込めた。

前回登板は3月28日のイースタン・リーグの巨人戦(戸田)。先発して3回を41球1安打無失点だった。登板感覚が空いているが、特段ブルペン入りの回数を増やすこなどはせず、調整を進めてきた。「コンディショニングをどう持っていくかに集中しているので、そういう意味では別に球数を多くという感覚がなかったので、あまり増やしてはいないですけど」。9日の天気予報は今のところ雨だが「自分でどうしようもできないことはしょうがない。投げるゲームにしっかりゲームに合わせることが大事かなというところですね。やるしかないですね」と目の前の試合に集中していく。

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