下半身のコンディション不良で2軍調整中のヤクルト山田哲人内野手(31)が10日、埼玉・戸田球場で故障後初めて屋外で練習を行った。

ティー打撃、フリー打撃、守備練習などでノックを受けるなど精力的にこなした。山田は開幕戦の3月29日中日戦(神宮)の走塁中に、下半身にアクシデントが発生。同30日に出場選手登録を抹消され、リハビリ生活が続いていた。この日は、負傷の原因となった走塁は行わなかったが、久しぶりの屋外でのトレーニングに「良かった。天気良かったですね」と笑顔を見せた。

そして「バットは触れるので全然何もなくですけど」とうなずいた。「思った以上に回復は早いのかなと思ってます。体もすごい動けてるし、メニューもあったんですけど、それ以上のメニューもこなしたんで。予定よりはだいぶ早いっていうか、回復してるかなと思ってます」と順調さをアピールした。主将の早期復帰が待ち望まれる中で「(1軍へは)監督、コーチ、トレーナー次第なんで、自分はしっかりそのプラスアルファ、ちょっとでも何か出来たらなと思ってますけど、まだなんとも言えないで」と焦らず調整を進めていく。