広島会沢翼捕手(35)が6回に放った「本塁打」について、審判団がリプレー検証せずに判定をファウルに覆すレアケースが起きた。

会沢の打球は右翼ポール際ぎりぎりの客席に吸い込まれた。一塁塁審はすぐに右手を回して本塁打のジェスチャー。会沢もベースを1周してベンチまで戻った。

阪神岡田彰布監督(66)はすぐにリクエストのジェスチャーをしたが、審判団はリプレー検証には入らず、グラウンド上で4人が集まって協議した。結果、責任審判でもある敷田球審が両手を横に広げて「ファウル」とした。

広島新井貴浩監督(46)がベンチから出て球審に確認したが、判定は変わらなかった。