オリックスがわずか1日で最下位にUターンとなった。

今季初の延長戦に突入し、10回に登板した山崎颯一郎投手が2死一、三塁から鈴木に投手強襲の打球を放たれ、右足に直撃したボールが一塁ベンチ方向へ転がる間に三塁走者が生還。今季初黒星を喫した。まだ本調子ではない右腕に中嶋監督は「ボール自体の勢いは戻ってるかなと思ったんですけど、結果が全ての場所で投げているので。そこは難しいですね」と責めなかった。

打線は勢いを取り戻しつつある。2点を追う8回無死一塁から、2回に先制弾を放ったセデーニョが来日初の1試合2発となる同点の3号2ラン。ただ、2死二塁から不調の代打頓宮が空振り三振に倒れて逆転ならず。指揮官は「そこでしっかり勝ち切ることが本当に一番いい薬だと思う」と前を向いた。11試合目にしていまだに連勝はなし。まずは今季初のカード勝ち越しを決めて波に乗りたい。

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