巨人が誇る「スガコバ」バッテリーが、この日ばかりは「コバスガ」になった。小林誠司捕手(34)が、決勝“ポテン”適時打を放ち、菅野智之投手(34)に今季2勝目をもたらした。受けては6回3安打無失点の好リード、打っては942日ぶりの決勝打。女房役として攻守で支えた。後続も無失点リレーで断ち切り3連勝。プロ野球史上初めて開幕11試合目で5完封を記録し、貯金1とした。

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▼巨人は3月29、30日阪神戦、今月4日中日戦、7日DeNA戦に続き、早くも今季5度目の完封勝ち。開幕11試合で5度の完封勝ちをマークした球団はプロ野球史上初めて。過去最速のチーム5完封は69年阪神の開幕12試合目だった。

▼菅野が4日中日戦の7回無失点に続き、6回無失点。シーズン開幕から13回連続無失点は16年に並ぶ自己最長。

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