開幕投手を務めた楽天早川隆久投手(25)が、早大の先輩に投げ勝った。毎回走者を背負う苦しい展開も、6回途中117球、8安打1失点8奪三振。唯一の失点は、5回に許したポランコのソロ本塁打のみだったが「ダメな部分はたくさんあった。長いイニングを投げられないっていうのは自分の中でもちょっとふがいないし、悔しい部分はある」。試合後は反省の言葉を口にしたが、今季3試合目で初勝利を挙げた。

6回は先頭中村奨、続く池田を2者連続空振り三振に切ったが、友杉に右前打を運ばれ、2死一塁でマウンドを降りた。「やっぱりカード頭は長いイニングを投げないといけない。自分の中ではあそこを投げ抜きたかった」と振り返った。

相手先発は早大で2学年先輩の小島だった。先発での投げ合いは今回が4度目で、対戦成績は1勝1敗。「どうせなら自分が7回とか投げて、小島さんも7回まで投げて1-0とか、そういう投手戦で投げ勝った方が投げ勝てたっていう風には思う」。この日の勝利で1歩リードも「お互いが後手後手に回ったかなっていう感じもあったので、次は本当にいい投手戦ができればなと思います」と次回の直接対決に目を向けた。

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