緊急登板でプロ初先発した楽天ドラフト5位の松田啄磨投手(22)が、粘りの投球でゲームメークした。この日先発予定だった荘司が、発熱により「NPB感染症特例」で出場選手登録を抹消。代役として急きょマウンドに上がり、4回60球、3安打1失点2奪三振と力投した。

松田は「初回は緊張もあって失点をしてしまいました。ただ、2回以降は徐々に落ち着いて自分の持ち味を生かしたピッチングをできたと思います」。2回無失点だった3月30日西武戦(楽天モバイルパーク)以来、プロ2度目の登板で上々の投球を披露した。

初回、先頭岡に四球を与え、二盗に友杉の右前打を許して無死一、三塁のピンチを招いたが、3番ソトの中犠飛による1点のみで切り抜けた。2回は角中をカットボールで空振り三振、中村奨を143キロ直球で中飛、田村はカットボールで二ゴロに仕留めて3者凡退。3、4回と走者を背負ったが追加点は与えず、最少失点で2番手の吉川につないだ。

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