DeNA三浦大輔監督(50)が14日、ヤクルト戦(横浜)の試合前取材に応じ、DeNA入りが決定的な筒香嘉智外野手(32=ジャイアンツFA)について言及した。

この日の本紙の報道を受け「新聞、読みましたよ。写真も見ましたけど、(三浦監督と筒香の)懐かしい写真が載ってましたね」と笑顔。「相合い傘もやってましたね」と終始和やかな表情で話した。

10日には「球団が交渉しているのは聞いています。祈るしかないです」と話したが、この日は交渉の進展などについては「報告は何もないです」と話すにとどめた。

すでに、球団側は、ジャイアンツ退団が決定後の3月22日に萩原龍大チーム統括本部長がコメントを発表。「我々が彼を送り出す際、三原一晃元球団代表から『日本でプレーすることになったらベイスターズに戻ってきてほしい』と伝えており、その気持ちは今に至るまで変わっておりません」と明確な意向を示していた。

さらに、同本部長は「彼がNPBに戻ると決めた時には、あらためて我々の意思を伝え、コミュニケーションを取りたいと考えております」とコメントし、筒香獲得への一貫した姿勢を示していた。

チームは現在、開幕から「2番一塁」だったタイラー・オースティン内野手(32)が、右太もも裏の肉離れで戦線離脱。ファンから愛されているのはもちろん、大砲は最大の補強ポイントになる。