ヤクルト村上宗隆内野手(24)が、ついに今季初アーチをマークした。0-0の1回1死走者なし。カウント3-1からの5球目、143キロ外角直球を捉えた。会心の当たりは、バックスクリーン左端に直撃した。この日の第1打席目、開幕から54打席目での1発となった。「良い角度であがってくれました。先制することが出来て良かったです」とコメントした。

令和初の3冠王。周囲はどうしても大きな当たりを期待する。その中で、なかなか打てない時間が続いたが、「焦りはあるのか?」という問いに「いや、全くないですね」と堂々と胸を張っていた。「しっかりと強い打球が打てたらいいかなと思いますし、そこに角度がついてくれれば、ホームランになると思うので、しっかりとしたスイングが出来ればなと思います」と絵は描けていた。

この日も2試合連続で「2番」でスタメン出場。13日に人生初の2番で先発し、2点リードの7回1死満塁から右前への適時打を放った。開幕53打席目にしての今季1打点目をマークしていた。初打点、初本塁打と村神様が、ようやく爆発しそうだ。

【動画】お目覚め!ヤクルト村上宗隆1号 54打席目でついに出た バックスクリーン直撃弾

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