立大が早大に勝利し、1勝1敗で3回戦に持ち込んだ。

大越怜投手(3年=東筑)が早大打線を5回1失点にまとめ、その後3投手のリレーで逃げ切った。大越はリーグ戦初登板初勝利となった。

元プロ野球投手で早鞆(山口)の監督を務める父基さん(52)は、仙台育英(宮城)を経て早大(中退)時代にも神宮で白星を挙げている。大越は「早稲田の応援が耳に入って緊張もありましたが、バックの皆さんが守ってくれたおかげで投げやすかったです」と好投を喜んだ。

今季から指揮をとる木村泰雄監督(63)にとっても初勝利。「まず一つ勝てて、ホッとしてます。本当にうれしいです」とし、3月下旬には起用を決断していたこの日の先発大越についても「巡り合わせも、ですね」と笑っていた。